水雷艇T-1

工房飛龍1/700ドイツ水雷艇T-1です。

1935年3月、ヒトラーはドイツ再軍備宣言を行った。その第一陣として計画されたのが12隻の水雷艇で、その最初の艇がT-1であった。竣工は1939年12月であった。尚、大戦末までよく戦ったが、1945年4月9日、キール軍港にて英ランカスター爆撃隊の「トールボーイ爆弾」爆撃を受け沈没した。その際同時に装甲艦シェーア、重巡ヒッパー、軽巡エムデンも損傷している。 　上下の写真がそれで、青のカッティングシートを敷き、更にその上に細かい波模様のある半透明板を敷き、海面にみたててあります。背景は以前「ガングート」を撮影した時の写真集をまた使っております。艦首が僅かに沿って、ほんの少しですが海面と隙間が出来たのが残念です。ヤードや空中線が妙に斜めなのがある様ですが、実は実物写真でそういうのがある事を確認して作ってあります。キットはレジンキットとして普通の出来で、資料も少ないのでほぼストレートに作りました。ただレジンに少し硬化不良部があったのが残念で、ほんの僅かですが船体から液体が塗料を侵して染み出してきています。

主要目
基準排水量	844t
全長	87.1m
全幅	8.62m
最高速力	35.5ノット
主砲	10.5センチ単装砲　1門

以上の記述は主に「丸」季刊グラフィッククォータリー写真集「ドイツの巡洋艦」を参考にしております。

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